令和3年
- 令和3年2月25日(木)、議員連盟令和3年第1回総会が自民党本部で開催され、吉野正芳会長の挨拶の後、金子恭之法案検討WT座長から「法案検討WTにおける議論の経過について」、鈴木憲和法案検討WT事務局長から「法案骨子(案)について」、それぞれ説明が行われました。続いて、意見交換が行われ、骨子(案)が了承されました。また、団体協議会を代表して前田会長から議連WTの対応について御礼並びに着実な改正法案成立について改めて要望が行われました。
骨子案については、翌26日の農林・食料戦略調査会、農林部会、国土交通部会合同部会において了承されました。
- 5月12日(水)、議員連盟令和3年第2回総会が自民党本部で開催され、吉野正芳会長の挨拶の後、金子恭之法案検討WT座長から「法案検討WTにおける議論の経過について」、鈴木憲和法案検討WT事務局長、笠松珠美衆議院法制局第四部第一課長から「法案条文(案)について」、それぞれ説明が行われました。続いて、意見交換が行われ、条文(案)が了承されました。また、団体協議会を代表して前田会長、木村副会長から御礼並びに改正法案成立についての要望が行われました。資料:公共建築物等木材利用促進法改正法案概要、視察報告
条文案については、翌13日の農林・食料戦略調査会、農林部会、国土交通部会合同部会において了承されました。
- 6月14日(月)、議員連盟令和3年第3回総会が自民党本部で開催され、吉野正芳会長、金子恭之幹事長の挨拶の後、前田直登協議会会長から法案成立についての御礼の挨拶がありました。法案は、6月3日(木)の(衆)農林水産委員会、同8日(火)の衆議院本会議、同10日(木)の(参)農林水産委員会、同11日(金)の参議院本会議において、それぞれ全会一致で可決され成立しました。
続いて、「最近の輸入木材不足による木材価格の高騰等」を議題にして、眞城英一林野庁木材産業課長、石坂聡国土交通省住宅生産課長から木材流通、住宅への影響等の状況について説明がありました。その後、大野年司(一社)JBN・全国工務店協会会長、越海興一(一社)日本木造住宅産業協会専務理事、髙橋健二全国建設労働組合総連合住宅対策部長、鈴木和雄(一社)全国木材組合連合会会長、佐川広興国産材製材協会会長、肱黒直次全国森林組合連合会代表理事専務の関係6団体からのヒアリングが行われ、活発な質疑、意見交換のうちに閉会となりました。
参考に、法案、概要、要綱、新旧対照表を掲載します。
- 7月14日(水)、自民党本部において協議会主催の「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」説明会を開催しました。
吉野正芳議連会長、小島敏文議連事務局長、天羽隆林野庁長官、淡野博久国交省住宅局長の挨拶に続いて、来賓紹介が行われました。次いで金子恭之議連幹事長・法案検討WT座長、鈴木憲和WT事務局長、滝波宏文WT事務局次長から、法律制定までの経過と概要についての説明及び小島裕章林野庁木材利用課長、前田亮国交省木造住宅振興室長から法律施行に向けた取組みについて説明が行われました。これを踏まえた熱心な意見交換が行われ、予定時間を大きく超過して盛会のうちに閉会しました。
参考資料:次第・出席者、資料(①WTメンバー表、②法改正のイメージ、③法の概要、④新旧対照表、⑤協定の概要)
- 10月8日(金)の午後、東京都千代田区の有楽町朝日ホール(マリオン)において当協議会及協議会会員の多くがメンバーとなった実行委員会主催の「『脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用促進に関する法律』施行記念講演会・シンポジウム」が開催されました。
このイベントは、記念すべき第1回の「木材利用促進の日」に会場参加者約270名、WEB参加者約530名を集めて盛大に行われましたが、「都市(まち)の木造化推進法」(通称)は、これまでの公共建築物を対象としたものから建築物一般にその対象が拡大されるとともに、政府内に関係6省の大臣を構成員とする木材利用促進本部が設置されるなどの支援体制が強化されました。
協議会としては、今後、この法律を契機とした木材利用による森林整備の促進や森林資源の循環利用システムの国民運動としての浸透・普及並びに木材利用及び森林循環システムの大切さの周知に向けた活動に取組むこととしています。(次第,概要及び動画)